友達の家の近所はだいたい親戚が住んでいるようだった。

おばあちゃんの家もいとこの家もだいたい近く3キロ以内にある。なので助け合って生活している感じだ。田舎の大家族ってこういうのなんだろうな。まあお金のない低所得の家だ。クーラーなんかないし、窓だってガラスがないので、木の扉を開ければガラスも網戸もない。なので虫もたくさん入ってくるし、何が一番嫌ってヤモリが家の中をうじょうじょしているのだ。夜になると天井を見ればヤモリが追いかけっこしているのだ。数えたら20匹はいたよ。しかもヤモリというのは虫を食べて生きている。タイ人にとっては悪者ではないようで、ヤモリがいるからって何をするわけでもない。手でつかんで外に出してほしかった。まああの数のヤモリを1匹ずつ掴んで捨てるのは不可能に近いだろうな。気持ちが悪いのはヤモリのうんちだ。ヤモリはたくさんウンチをする。そりゃたくさん虫を食べた分うんちもたくさんするでしょ。黒色の米粒みたいなのが天井に大量にぶら下がっている。あと壁にもたくさんへばりついているのだ。天井から床に落ちたりするので、気がつかない間に踏んでいるかもしれない。私は初めてそのウンチを見たとき、何か分からずに指でつまんでおもいっきりチョコレートと勘違いした(笑)。あー気持ち悪い。その後、はんがーにかけていた服に大量についていることからヤモリのうんちだということが判明した。友達のお父さんに「ヤモリはウンチたくさんするから嫌い」って言ったら「あんなもんつまんで外に捨てればいいんだよーっ」て笑われた。いやたしかにそうなんだけど・・・・。それが嫌なんだよって感じ。