その友達はいったん田舎に帰り、お父さんの仕事を手伝っていたようだ。

お父さんの仕事は林業だと思う。彼の話によると、おそらく林業だろう。そうでなければ農業だ。得られるお金はやはり少ない。彼の家はその仕事で何十年も食ってきたのだ。決していい暮らしではないだろう。ただ、生まれたときから今までそういう暮らしだからぜいたくを知らずに生きてきたのだ。なので今の生活が彼らにとっては一番なのかもしれない。彼が実家に帰ったことで、家族の負担は大きくなったようだ。彼が手伝うことで仕事がたくさんできてその分儲かるわけではない。1ヶ月に得られる収入はどんなに努力しても限りがあるのだ。なので彼が実家に帰ってからは給料をお父さんと使うことになるので負担が増えたことになる。タイ人はとても親思いでどんなに安い給料で苦しい生活をしていても田舎の親に仕送りをしたりするのだ。とても優しい国民性。彼はお父さんの重荷になりたくないので、給料は全てお父さんの手にいくようにしたようだ。でもいい年して実家にお世話になるのが苦痛だったんだろう。彼は結局1年ほどでバンコクに戻ってきた。そして弟の住むアパートにやってきたのだった。今も弟の部屋にお世話になっているようだ。しかしありえないのは、弟が彼の面倒を文句ひとつ言わずしてあげるところだ。いくらお兄ちゃんでも、無職で自分の部屋に上がりこんで、冷蔵庫の中をあさっているような兄は嫌だろう。ただタイってどんなに悪い親でも「親」だし、どんなにばかな兄でも「兄」として尊敬しなきゃいけないんだろう。何も文句や不満はぶつけれないのだ。

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