セブンイレブンでの勤務は彼にとってはなかなか厳しいものだったようだ。

休みは週に1回。ソンクラーンや年末年始の休みもなく、それでいて給料はものすごく安い。月9000バーツからのスタートだった。一応3か月おきにUPするらしいけど、100バーツか200バーツかって感じだ。シフト制で彼は男性なので毎日ほぼ夜勤の生活になった。なのでみんなしばらく彼とご飯を食べに行ったりすることができなかった。私は当時飲食店で働いていて夜遅くまで仕事をしていたので、たまたま彼の出勤時間と私の帰宅時間が重なり、その時間に少し会うことができた。彼は今日にでも辞めたいようなことを言っていた。たしかに条件悪いし、仕事もきつい。店長にこきつかわれてしんどいのは分かる。でも辞めてしまったらまた他の仕事を探さないといけない。基本的にタイ人は我慢強くなくて根性ないやつ多いから、よく転職する。なので彼みたいにすぐ辞めていくスタッフは多いらしい。彼は学歴がないので、こういうしんどい労働しか職がないのだ。なんかタイって厳しい国だね。金持ちは生まれたときから金持ちで、良い教育を受けて良い学校に入って良い就職先を見つける。金持ちじゃなかったらそれなりの教育も受けれないので、良い大学にも行けない。そうすると結局就職先が見つからないか、肉体労働系の仕事に就くしかないのだ。つまり生まれたときから人生決まっているようなもん。日本のように貧乏人あるいは超庶民が這い上がって成功をつかんだケースはタイにはない。彼は結局つらい仕事に耐え切れず、半年ほどで辞めてしまった。いまだ無職の状態である。

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