そういえば私は彼らがバンドの中でそれぞれ何担当なのかまだ知らなかった。

長髪の男がギタリストということだけは知っていた。だってその日うちの店に来たとき、彼がギターをさげていたからだ。私と最初に電話番号を交換した彼はあとで聞いたらボーカルだったみたい。ボーカルって感じするわ。だいたいバンドの中で一番ボーカルが見た目男前だよね。そんな話をしながら2軒目の店を出た。出るとボーカルの彼に話しかける女性2人組がいた。彼はとてもうれしそう。あとで私に言った。「彼女達俺らのこと知っているみたい。ファンだってさ」と自慢げに言った。こいつちょっと調子にのっているなと感じた。私は2軒目のクラブがずっと立ちっぱなしだったのでものすごく疲れてすぐ家に帰りたかった。みんなもさすがに疲れている様子。時間はおそらく5時くらいだ。私はまた誰かの車に乗せてもらった。どうやら家に送ってくれるようだ。順番にみんな降りていく。ボーカルの彼も降りてしまった。車には私とバンドのメンバー2人だけになった。彼らはどうも私の勤務しているレストランがあるホテルに住んでいるよう。ここはホテル兼サービスアパートメントだ。しかし家賃相当高いよ。日本人とか欧米人が多いからね。ここにタイ人が住むっていうのはやはり金持ちだ。しかもこんなに若い男どもが。彼らは私を家に送る前にどうしてもホテルの彼らの部屋に私を連れて行きたかったみたい。しつこく誘われたが、私は飲みすぎたせいか、気分が悪かったので、送ってほしいとお願いした。彼らはそれでもしつこく誘ってきた。でもかなり気持ち悪かったので、ごめんと謝って送ってもらった。


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