その日本人とタイ人とのハーフの子の家はウィッタュ通りのコンドミニアムだった。

これから毎週金曜日はその家に日本語を教えに行くことになった。6時半に授業が終わるので、そのあとは塾に呼び出されない限り私は普通に帰宅して良い。今日は夜ご飯を駐在員のおじさまにごちそうしてもらうことになっていた。待ち合わせ場所に選んだのがその生徒の家の近くにあるパークナイラートホテルというホテルのロビーだった。私はそのホテルの存在すら知らなかったし、おじさまも聞いたことはあるけど行ったことはないと言っていた。でも他に待ち合わせる場所がないのでそこのホテルのロビーで会うことにした。授業が6時半に終った。普通に帰るつもりだったが、お母さんに一言あいさつするのが常識だと思った。ところがお母さんは奥の部屋で赤ちゃんに授乳していたのだろう、全然リビングに出てくる様子はなかった。仕方なく私はお母さん宛にメモを書いた。今日の授業の内容、宿題などを書いた。もちろんタイ人のお母さんなので、英語でメモを書いた。11歳の生徒はインター校に通っているので、英語はぺらぺら。授業中も日本語の単語が出てこない場合はつい英語で話してしまうのだった。その彼女の前で私が英語を使うのはなんかみっともなかったな。家に入ったときもお母さんと会話したとき、全部英語だったので頭が爆発しそうだった。ミスだらけの英語を話すと、こいつ馬鹿だと思われたくない。慎重に丁寧に英語を話すよう心がけた。家庭教師て常にお母さんが届くので気をつけないとクレームになりかねない。あーこれから毎週金曜日とても神経を使いそうだ。

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