彼女に日本語を教えるのは非常に困難だった。

普通の外国人とはちがってお父さんが日本人であることは、ある程度日本語を話せるのだと思えるが、それはその子の家庭環境による。仕事が忙しくて家に帰るのは夜中とかだと子どもと接する時間はほとんどないのだ。もし毎日7時ごろに帰っているなら子供ともある程度話す時間があるので子供の日本語能力も伸びる。今日教えたこの生徒の家庭環境がどうか全く分からないので、今日はとにかく彼女の日本語のレベルをチェックすることにポイントをしぼった。彼女はインター校に通っていて、選択授業かなんかで日本語の授業をとっているみたい。食べますとか飲みますとか行きますとか超簡単な単語は知っていた。前任の先生からは「みんなの日本語の第2課までとりあえず勉強しました」と言われたので超レベル低いなと思ったんだけど、インター校で日本語コースをとっていること、お父さんが日本人である、ということで時間の言い方や日付や数の数え方なんかはよく知っていた。しかし教える側としてはテキストの順番どおりに学んでいるほうがよっぽどやりやすい。教科書の順番どおりに授業を進めていけばいいのだ。彼女は習ったこととまだ習っていないことがあまりにごっちゃになって彼女自身混乱しているようだった。第2課についても所有の「このかさは私のです」という表現が全く分かっていなかった。前任の先生が何にも基づいて教えていたのか全く分からない。今日はレベルチェックとしてなんとか1時間半乗り切ったが、これから毎週1時間半もしかも休憩なしで授業する自信がないな。

メインメニュー

タイ 日本人一覧

携帯サイト