勝手に話が思わぬ方向へすすんで、どうにもならなくなって結局流されるまま、私の休日に買い物に行くことになった。

何を考えているのかさっぱり分からなかったが、なぜかチャイナドレスを私にプレゼントしてくれるというのだ。意味がわからないまま、私の休日が来てしまった。その日私の勤務先のホテルで待ち合わせをした。まず部下の彼がさきに来た。そのあと、私が到着。最後に社長さんが到着するという絶妙なタイミングではじまった。社長さんの車に乗り、運転手と社長さんは前に乗り、私と彼は後ろに座った。社長さんだけが盛り上がっているので私と彼の間にはしらけた空気が流れ、一応社長さんに気をつかってか、彼は一生懸命に話題を出してくれた。でも残念ながら全く盛り上がらなかった(笑)。タイシルクの有名な店ジムトンプソンに着いた。スクンヴィットソイ100なんぼくらいにあるアウトレットに連れて行かれた。えらい遠いとこまで来たなという感じ。社長さんの考えは「ジムトンプソンで私に似合う生地を購入し、それを持ってドレスを仕立ててくれるお店に行って、私の寸法どおりのドレスを作ろう」というものだった。なぜそこまでするのだろうという感じ。はっきり言って社長さんだけが盛り上がっている感じだ。当の本人たちは「はい」だけ言って社長さんの後ろをついていくだけなのだ。しかし私にとってはここまでしてくれる人今までいなかったし、自分の体に合った自分だけのドレスなんてプレゼントされたことないよ。女性は誰でもそういうことされたらうれしいものだ。最初は迷惑だなとまで感じたけれど、だんだんドレス作りが楽しくなってきた。いつまでも部下の彼だけはテンションが上がりきらない様子だった。

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