私たちはついに買った生地をドレスに仕立ててもらう店についた。

本当にこじんまりした店。しかも以前私はこの店の前を何回も通ったことがある。でもただの一軒家だと思っていたし、何の看板もないし、まさかここが社長さんの言う有名な仕立て屋とは思いもよらなかった。中に入るととてもせまくて客3人は入ったことで店は身動きがとれないような状態になった。その窮屈な中で私の寸法測定が始まった。当時私は毎日おいしいまかないを食べ、しかも仕事の疲れからか、やたらお菓子を食べていたし、夜遅く勤務が終わったあとはみんなで飲みいったりしていた。なので今の体重よりも5キロは太っていた。いつもタイ人スタッフにはおなかの肉をつかまれていたのだ。そんな私が急にこんなことになって本当に後悔した。もっと前から体重管理してダイエットに励むべきだった。男性2人の目の前で寸法が測られることの恥ずかしさったらありえなかった。どんどん寸法が測られ、次はどんな感じのドレスがほしいのか聞かれた。たしかに客の好みや雰囲気によってその人のオリジナルのドレスを作るんだけど、急に聞かれてもなんて応えたらいいか分からないよね。私はとにかくセクシーで細く見えるのがいいと言った。でもこれくらいは言うまでもないよね。だいたいチャイナドレスっていうのはセクシーで細く見えるものだもん(笑)。首もとはどんなデザインにするかとか、なんか刺繍を入れるかとか細かく聞かれ、お店の人は私の答えに基づいて完成図を描いてくれた。とてもかわいい、ドレスになりそうだった。私と社長さんはテンションが上がりっぱなしだった。やはり彼はもひとつテンション上がりきらないかわいそうな状態だったな。


メインメニュー

タイ 日本人一覧

携帯サイト