寸法を測定した日から2週間がたち、仕立て屋から連絡があり、一度試着をしに行くことになった。

あれ以来にその店に行くのは初めてだ。前回みんなの前で寸法を測り、恥ずかしい思いをしたので、今日行ってこれでおしまいにしたかった。なので、今日の試着がうまくいくことを願っていった。一人でその店の中に入った。店の看板もないし、見た目は普通の家みたいなので、インターホンをならすのが少し勇気がいた。入るとおばちゃんがいた。この老女が有名な仕立て屋の店主なのだ。彼女により作られたチャイナドレスを見せてもらった。本当にきれいだ。美人が着たら絶対きれいだと思う。今の私だったらやせているのでうまく着こなせたかもしれない。でも当時の私は毎日食べてばかりでおなかの肉がボンレスハムみたいなデブだった。なのでこんなにきれいなドレスを見せられてまたまた恥ずかしい情けない気持ちになった。そのドレスを着てみた。寸法はかって作ったんだから、それはそれは体にフィットしておそろしいくらい体のラインが表面に出る感じだった。私のスタイルさえよければきれいなシルエットになるだろうに。私が着るとなんかうさんくさい中華料理屋のスタッフにみたいになってしまった。これを着た自分を鏡で見た瞬間吹き出そうになった。これは社長さんや彼にとても見せるるものではない。彼らはきっと笑いをこらえようと必死になるだろう。しかしチャイナドレスってなんかうさんくさいよね。私だけじゃないと思うよ。以前大学のクリスマスパーティで友達がチャイナドレスを着て行ったんだけど、一人だけなんか浮いてた。仮装パーティのような感じ。やっぱりきちんとしたパーティには普通のドレスで臨んだほうがいいんじゃないかな。会社のクリスマスパーティなんかどこかのホテルでするんだから、チャイナドレスを着た私みたいなうさんくさいやつが行ったらみんなドン引きだと思うな。そんな感じで無事ドレスが完成した。その場で頂いた。


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