私はタイ人が誕生日をどういうふうに過ごすのか、どういうふうに祝うのかが分からなかった。

なのでタイに来て最初の誕生日は興味津々だった。タイの友達や彼はどういう風に祝ってくれるのかな?何かプレゼントはあるのかな?なんてひそかに思っていた。勤務が終わったのがもう11時ごろ。言ってみたらあと1時間で貴重な誕生日の一日が終わってしまうのだ。タイ彼はいつものように迎えに来てくれた。タイ人スタッフと一緒にケーキまで食べた。いつもは迎えに来てくれたら、すぐにアパートに帰るし、寄るとしてもご飯を食べに行きつけのきったない屋台に行くかどちらかだった。でもその日は誕生日。絶対どっかに連れて行ってくれるんだろうと確信していた。ところが、いつものように普通に帰る感じだ。アパートのあるソイに入ってしまった。「え?お祝いとかないの?それとも私の誕生日は私の部屋で二人っきりで過ごしたいのかな」なんていろいろ考えた。タイ人のことだから男ってマメだから、もしかしたら部屋に入るとお酒とか食べ物とか用意しているのかしら。サプライズのプレゼントが置いてあるのかな。私はアホだけど、いろいろ想像していた。部屋に帰るとやっぱり何にもない。当時飼っていた猫がウンチいっぱいしてくさかった。彼、何にもしてくれないみたいだ。確かにお金ないし、何も買えないのかもしれない。「こんなもんなのかな、タイ人って」と思った。「どっか飲みに行ってお祝いしてくれないの?」って聞いたら、「いいよ」と言って近所の友達の男の子2人連れて4人でシーロムまで行った。たくさん飲んで、「これぞ、誕生日!」っって感じに盛りあがった。んで会計のときに、「あれ?みんなで祝ってくれるんじゃないの?」と思ったんだけど、誰が払う?みたいな雰囲気。結局男3人がシェアして払ってくれた。でもこれ、タイではおかしいんだって。誕生日の本人が全部払うみたいだよ、タイは。日本とは完全に逆だね。私が払わなかったこと、みんな引いてたのかも。